【2016年】ドラフト会議の勝ち組と負け組まとめ【2016年プロ野球ドラフト評価】

毎年これが楽しみなドラフト会議。2016年のドラフト会議も無事終了しました。

どの球団が勝ち組でどの球団が負け組だったか?野球ファンは気になるところです。

もちろん、ドラフトの勝ち負けなんて10年以上のスパンで見ないと評価なんてできませんが、現時点での評価が数年度どう反映されるかも比較すると面白いですよね。

今回は、2016年ドラフト会議の結果を、ランク付けしてみます!選手の評価はS~Eでランク付。キリがないので育成選手は省略しています。

評価のや目安は

  • Sランク…この年No.1競合必至クラス
  • Aランク…1位指名、競合クラス
  • Bランク…外れ1位~上位指名クラス
  • Cランク…中位指名クラス
  • Dランク…下位・ギャンブル指名クラス
  • Eランク…指名候補外

としています。

BランクやCランクでも、その年次第では1位指名になることもあります。

出典:http://blog.livedoor.jp/

パリーグ

日本ハムの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位堀瑞輝(広島新庄)投手B
2位石井一成(早稲田)内野C
3位高良一輝(九州産業大)投手C
4位森山恵佑(専修大)外野D
5位高山優希(大阪桐蔭)投手C
6位山口裕次郎(履正社)投手E
7位郡拓也(帝京)捕手D
8位玉井大翔(かずさマジック)投手C
9位今井順之助(中京)内野D

日本ハムのドラフト評価

評価:

抽選を2度外した日ハムでしたが、総合的にバランスが良い指名となったと思います。

これといった目玉選手はおりませんが、どの選手もいずれ1軍に食い込んできそうな、日本ハムらしい総合的に評価の高いドラフトでした。

ただ、これといった主戦力というよりも、先発では4~5番手かリリーフ、野手なら控えか下位打線を担うような、脇役的な選手が多い印象。

ソフトバンクの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位田中正義(創価大)投手S
2位古谷優人(江陵)投手B
3位九鬼隆平(秀岳館)捕手B
4位三森大貴(青森山田)内野D

ソフトバンクのドラフト評価

評価:

例年通り育成中心ドラフトですが、目玉の田中正義を抽選で取るなど良い結果に終わりました。

ソフトバンクの層は厚いので、即戦力が求められないので田中正義自身にとって良い球団に入ったのではないでしょうか。

育成でも面白そうな選手を指名していますし、かなり良いドラフトだったのではないでしょうか。

ロッテの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位佐々木千隼(桜美林)投手A
2位酒居知史(大阪ガス)投手B
3位島孝明(東海大市原望洋)投手B
4位土肥星也(大阪ガス)投手C
5位有吉優樹(九州三菱自動車)投手D
6位種市篤暉(八戸工大一)投手E
7位宗接唯人(亜細亜大)捕手E

ロッテのドラフト評価

評価:

田中正義を外しましたがその後の抽選で佐々木千隼を獲得。開幕からローテ入りが期待できる即戦力を獲得できたことは大きなポイント。

ここにリリーフとして計算できそうな社会人投手も加え、投手陣の整備は合格点といえます。

しかし、長打力不足の野手の補強はいまいちで、投手偏重ドラフトが今後どう影響してくるのかという結果でした。

西武の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位今井達也(作新学院)投手A
2位中塚駿太(白鴎大)投手D
3位源田壮亮(トヨタ自動車)内野C
4位鈴木将平(静岡)外野C
5位平井克典(ホンダ鈴鹿)投手D
6位田村伊知郎(立教大)投手C

西武のドラフト評価

評価:

例年独自指名に走って批判を浴びてきた西武ですが、2位の中塚以外は好選手を指名した印象を受けます。

長年弱点であるショートの候補に源田を、弱いリリーフ候補を下位で指名できていますし、中長期的に見ても成功と言えるドラフトではないでしょうか。

楽天の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位藤平尚真(横浜)投手A
2位池田隆英(創価大)投手C
3位田中和基(立教大)外野E
4位菅原秀(大体大)投手D
5位森原康平(新日鉄広畑)投手C
6位鶴田圭祐(帝京大準硬式)投手D
7位野元浩輝(佐世保工)投手D
8位石原彪(京都翔英)捕手E
9位高梨雄平(JX-ENEOS)投手D
10位西口直人(甲賀医療専門)投手E

楽天のドラフト評価

評価:

怒涛の10人の大量指名をした楽天。育成選手も入れると14名でした。

メンツもほぼ投手で、4位以降は即戦力リリーフを狙ったかのような指名。先発の人員は割と揃っているので、リリーフを固めようという意思が伝わります。

ただ、野手の補強がいまいちで、この辺りをどう埋めているのかが気になる結果でもありました。

オリックスの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位山岡泰輔(東京ガス)投手A
2位黒木優太(立正大)投手C
3位岡崎大輔(花咲徳栄)内野E
4位山本由伸(都城)投手C
5位小林慶祐(日本生命)投手C
6位山崎颯一郎(敦賀気比)投手B
7位飯田大祐(ホンダ鈴鹿)捕手D
8位澤田圭佑(立教大)投手D
9位根本薫(霞ヶ浦)投手E

オリックスのドラフト評価

評価:

総勢14名の大量指名のオリックス。

来年の新人王候補でもある山岡や即戦力リリーフの黒木を獲得。将来楽しみな高校生投手も獲得しており、好評価のドラフトといえるのではないでしょうか。

セリーグ

広島の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位加藤拓也(慶応大)投手B
2位高橋昂也(花咲徳栄)投手B
3位床田寛樹(中部学院大)投手C
4位坂倉将吾(日大三)捕手C
5位アドゥワ誠(松山聖陵)投手C
6位長井良太(つくば秀英)投手C

広島のドラフト評価

評価:

くじを2度外したカープでしたが、リリーフ候補の加藤拓也を獲得。野手の層は厚いため、ほぼ投手中心のドラフト。

それでも将来1軍に入ってきそうな好選手を獲得しており、かなり質が高いドラフトだったのではないでしょうか。

目玉といえる選手は取れませんでしたが、結果的に大成功だったといえます。

巨人の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位吉川尚輝(中京学院大)内野A
2位畠世周(近畿大)投手B
3位谷岡竜平(東芝)投手C
4位池田駿(ヤマハ)投手D
5位高田萌生(創志学園)投手B
6位大江竜聖(二松学舎大付)投手D
7位廖任磊(岡山共生卒)投手E

巨人のドラフト評価

評価:

くじを2度外した巨人でしたが、来年二遊間候補となる吉川を獲得できたことは大きかったのではないでしょうか。

2位以降もリリーフを任せられる投手を中心に獲得していますし、高田が5位で獲得できたのも大きかったです。

それなりに評価できるドラフトだったと思います。

DeNAの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位濱口遥大(神奈川大)投手B
2位水野滉也(東海大北海道)投手C
3位松尾大河(秀岳館)内野D
4位京山将弥(近江)投手E
5位細川成也(明秀日立)外野C
6位尾仲祐哉(広島経済大)投手C
7位狩野行寿(平成国際大)内野C
8位進藤拓也(JR東日本)投手C
9位佐野恵太(明治大)内野E

DeNAのドラフト評価

評価:

大量指名のDeNA。くじを2度外した結果、1位はローテーション候補の濱口を獲得。

2位以降もリリーフ候補や将来楽しみな松尾や狩野を獲得できました。細川は大砲候補として期待できますし、評価できるドラフトでした。

阪神の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位大山悠輔(白鴎大)内野B
2位小野泰己(富士大)投手B
3位才木浩人(須磨翔風)投手D
4位濱地真澄(福岡大大濠)投手D
5位糸原健斗(JX-ENEOS)内野D
6位福永春吾(徳島インディゴソックス)投手D
7位長坂拳弥(東北福祉大)捕手D
8位藤谷洸介(パナソニック)投手E

阪神のドラフト評価

評価:

1位指名の大山で会議場をざわつかせた阪神のドラフト。

全体的にメンツもいまいちで、豊作年で好選手を獲得していた他球団に比べるとやや弱い印象を受けるドラフトでした。

ヤクルトの2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位寺島成輝(履正社)投手A
2位星知弥(明治大)投手C
3位梅野雄吾(九産大九産)投手D
4位中尾輝(名古屋経済大)投手C
5位古賀優大(明徳義塾)捕手D
6位菊沢竜佑(相双リテック)投手E

ヤクルトのドラフト評価

評価:

1位の寺島こそ単独指名に成功するものの、2位以降のメンツがやや弱い印象を受けます。

リリーフ陣に星・梅野・中尾を加えたことは評価できますが、それだけにとどまっているのがマイナスポイント。

中日の2016年ドラフト結果

順位選手名ポジション評価
1位柳裕也(明治大)投手A
2位京田陽太(日本大)内野C
3位石垣雅海(酒田南)内野C
4位笠原祥太郎(新潟医療大)投手C
5位藤嶋健人(東邦)投手C
6位丸山泰資(東海大)投手D

中日のドラフト評価

評価:

新人王候補の柳を抽選で獲得できたことはかなり大きいです。

2位以降も、即戦力でショートを任せられる京田や将来楽しみな素質の高い選手を多く獲得。

大成功のドラフトだったのではないでしょうか。

2016年ドラフトの勝ち組・負け組はどこ?

2016年ドラフト勝ち組

  • 福岡ソフトバンクホークス:A
  • 広島東洋カープ:A
  • 中日ドラゴンズ:A
  • 千葉ロッテマリーンズ:B
  • オリックスバファローズ:B

2016年ドラフト普通組

  • 北海道日本ハムファイターズ:C
  • 埼玉西武ライオンズ:C
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス:C
  • 読売ジャイアンツ:C
  • 横浜DeNAベイスターズ:C

2016年ドラフト負け組

  • 阪神タイガース:D
  • 東京ヤクルトスワローズ:D

最後に

今年は豊作な年だなだけあって、どの球団も1人は来年1軍に食い込んできそうな選手を獲得できました。

来年、これらの選手がどう順位争いに影響してくるか、楽しみですね!

5 COMMENTS

アバター 匿名

上位3人故障で長期離脱の巨人と寺島の育成に失敗したヤクルトが負け組。
阪神の指名選手はようやっとる。

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アバター 匿名

どう見ても2枚看板のオリが断トツ
時点が西武で次が中日くらいだな
他はドングリが多くて最下位断トツはSB
評価高くても最低3年経つまでは分からんよな

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アバター 匿名

阪神やべえな。
2020年に大山がホームラン王争いしてて、糸原キャプテン。
才木と浜地、小野は有望株で一軍二軍で行ったり来たり…
他のメンツもなんだかんだで一軍に来たりしてて、全員戦力…
100点やろ。

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